朝から雨の葉山です。
本日から「カフェ・ドタ」シリーズをご紹介します。始めに、カフェ・ドタ・ケツァール。鮮やかな赤のパッケージに「世界で最も美しい鳥」とも言われるケツァールの伝統的なラベル。コスタリカコーヒーはクセがなく、「上品で繊細」との評価をいただいておりますが、このコーヒーはその典型かもしれません。花のような甘い香り、程よいコクと酸味がバランス良く調和していて、主張しすぎるところがありません。
コスタリカのくだけた挨拶に"Pura Vida!"(プーラ・ビーダ)というのがあります。直訳すれば「純粋な生活」ですが、「なんでもそこそこが一番、欲ばらず、ありのままの人生を楽しもう」くらいのニュアンスでしょうか。コスタリカの人々の典型的な価値観を表しています。このコーヒーを飲んでいて、そんなことを思い出しました。
コスタリカコーヒーに「最初はちょっと物足りなく感じたが、、、」という感想をもつ人が多いようです。日本では品質や鮮度の劣る豆を深煎りやミルクでカバーしているケースが多いので、強い味に慣らされてしまっているのですね。でも厚化粧にはやがて飽きるもの、毎日つきあうには、おだやかな素肌美人がよろしいようで。(300g入り ミディアムロースト 豆・粉)