商品について

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2022/04/21 12:47

当店で定期的に開催される対話の会。テーマを決めずにただただ語り合う。そんなイベントが本当に成立するものなのか?
実際に始めてみるとあら不思議。参加者の満足度はとても高く、回を重ねる毎に人が増えていく。。。
そんな対話イベントから遂に本が生まれました。
「ことばの焚き火」
アマゾンや全国の書店で販売中。当店でも販売しております。どうぞお手にとってご覧ください。
◆出版社からのコメント
対話(ダイアローグ)と聞いて、どんなことが思い浮かぶでしょうか?
ヒトは、長い歴史のなかでそれぞれの土地に住み着き、
固有の社会や文化が生まれ、まさに多種多様な世界が広がっていきました。
異なる文化が接触することで、生き方の可能性が開ける一方、
摩擦や衝突が起こり、不信感が生まれ、
国境よりももっと根深い意識の壁のようなものも生まれています。
この壁を取り払って、相互理解を得たいと思っても、
お互いの主張がぶつかるばかりで、いつまで経っても平行線……、
むしろ壁が広がってしまうことも。
もちろん、黙っているだけでは感情が澱のように重なっていき、
自分の思いを見失ってしまうでしょう。
対話は、ディスカッションと違って、
自己主張によって相手を変えることを意図はしません。
焚き火に薪をくべるようにただ「思い」を重ね合っていくことで、
場の空気がおのずと変わり、気持ちがほどけ、
わかり合おうと努力しなくても相互理解が生まれやすくなります。
コミュニケーションするとはこういうことなのか……。
こわばってしまった人と社会を再生させるカギは、
これまでとまったく違うベクトルに意識を向けること、
シンプルで素朴な、「原点回帰」のなかにあるのかもしれません。
それは、心の癒しにつながるのはもちろん、
意識の壁を溶かし、個々のポテンシャルを湧き上がらせる、
創発的な場づくりの土台にもなります。
実際、この本はこうした対話的プロセスの実践から生み出されました。
そこには、4人の著者はもちろん、
制作に関わったすべての人たちの声が凝縮されています。
もちろん、これから本が広まっていく過程で、
読者の皆さん一人ひとりの声や想いが重ね描きされていくでしょう。
対話を体験したことがある人も、まだない人も、
本書で展開されている、稀有な「ことばのアルゴリズム」を体感してください。
社会の中での自分のあり方が再構築されるような、
優しく、そして、静かな革命があなたの周囲に巻き起こるはずです。
ハンカチーフ・ブックス編集長
長沼敬憲